![]() Oxygen-absorbent resin composition and laminate having layer of said composition
专利摘要:
公开号:WO1990014392A1 申请号:PCT/JP1990/000563 申请日:1990-04-27 公开日:1990-11-29 发明作者:Masayasu Koyama;Yasuhiro Oda;Muneki Yamada 申请人:Tokyo Seikan Kaisha, Ltd.; IPC主号:B32B1-00
专利说明:
[0001] 明 細 [0002] 酸素吸収性樹脂組成物及び該組成物の層を備えた積層体 技術背景 [0003] 本発明は、 酸素吸収性組成物に関し、 よ り詳細には、 酸素透過係数が大き く且つ水分吸着量の大きい熱成形性 の樹脂に脱酸素剤を配合して成る酸素吸収性樹脂組成物 に関する。 [0004] 本発明はまた、 前記樹脂組成物から成るライナー乃至 はパ ッ キ ングを備えたキ ヤ ウ ブゃ前記樹脂組成物から成 る層を備えた容器にも関する。 [0005] 従来技術 [0006] 密封包装容器においては、 内容物が充塡されていない へ ッ ドスベースが存在し、 こ のへ ッ ドスペース内に残留 する酸素による内容物の酸化、 劣化、 或いは変質が問題 と なる。 [0007] 容器内の酸素を除去するために、 脱酸素剤の使用も古 く から行われており、 こ れを容器壁に適用した例と して は特公昭 6 2 — 1 8 2 4号公報の発明があり、 こ れに よ る と、 ポ リ エチ レ ン等の酸素透過性を有する樹脂に還元 性物質を主剤とする脱酸素剤を配合して成る層と、 酸素 ガス遮断性を有する層とを積層して、 包装用多層構造物 とする。 [0008] また、 本発明者らの提案にかかる特開昭 5 7— 1 7 9 2 7 3号 公報には、 容器やキ ヤ 、ジ ブに適用する密封剤組成物と し て、 エラス トマ一重合体に対して、 該エラス トマ一重合 体の固形物 1 0 0重量部当り Q.1 乃至 5 0重量部の水不 溶性の酸素吸収剤を配合したものを用いるこ とが記載さ れている。 [0009] 発明の要旨 [0010] 前述した先行技術で使用する酸素吸収性樹脂組成物で ほ、 樹脂そのものが大きい酸素透過係数を有するために 酸素の吸収速度も大きいこ とが期待されるが、 容器内に 酸素吸収剤の紙包装品を直接投入した場合に比べて酸素 吸収速度が著しく小さく、 酸素吸収効果において未だ十 分満足し得るものでほない。 [0011] 従って本発明の目的は、 熱成形可能でしかも酸素吸収 速度と酸素吸収容量とに優れた酸素吸収性樹脂組成物を 提供するにある。 [0012] 本発明の更に他の目的ほ、 上記樹脂組成物を用いて、 飲料、 調理済各種食品等水分を含有する内容物の保存に 有用で、 内部の酸素を迅速に吸収するか、 外部よりの酸 素透過を有効に遮断でき る ため衛生的特性に優れた キヤ ッ ブゃ包装容器を提供するにある。 [0013] 本発明によれば、 2 0で及び 0 %RHでの酸素透過係数 が 10_12cc*cm/cm2*sec«cmHgより も大きく且つ 2 0 X;純 水中での水分吸着量が 1 %以上である熱成形性の樹脂乃 至樹脂組成物中に脱酸素剤を配合して成るこ とを特徴と する酸素吸収性樹脂組成物が提供される。 [0014] 熱成形性の樹脂と してはポ リ エチレンォキサイ ド変性 物或いはアク リル酸ソーダ重合体、 又はアク リ ル酸ビニ ルアルコール共重合体である こ とが好ま し く 、 この樹脂 ほ単独で使用する こ と もでき る し、 ォ レ フ ィ ン樹脂との プレ ン ド物で使用する こ と もでき る。 [0015] 上記樹脂組成物は ラ イ ナー乃至はパ ッ キ ングの形で キャ ッ プ内に設け、 ヘッ ドスペースの酸素吸収に用いる こ とができ、 またこの樹脂組成物の層を備えた多層容器 の形で容器内の酸素吸収に用いる こ と もでき る。 [0016] 本発明の酸素吸収性樹脂組成物は、 下記の 3 つの特 性、 即ち、 [0017] ① 2 0 "C及び 0 %RHでの酸素透過係数が 10- 12cc*cm [0018] /cm2 · sec · cmH よ り も大きいこ と、 [0019] ② 2 O t:純水中での水分吸着量が 1 %以上である こ と、 [0020] ③ 熱成形性を有するこ と、 [0021] のすベてを満足する こ とが重要である。 [0022] 脱酸素剤を包装材に組込むためには、 これを樹脂中に 分散させる こ とが必要となるが、 樹脂を通しての酸素吸 収を有効に行う ためには上記①の特性がどう しても必要 と なる。 [0023] しかしながら、 上記①の特性だけでは酸素吸収速度が 未だ不十分である こ とがわかっ た。 [0024] 脱酸素剤は、 一般に還元性を有し、 それ自体酸素によ り 酸化される こ と に よ り 、 酸素を捕捉する ものである が、 この酸化反応、 即ち酸素の捕捉には水分の存在が必 須不可欠である。 本発明においてほ、 樹脂乃至樹脂組成物自体が吸水性 を有しており、 しかもこの吸水性の樹脂乃至樹脂組成物 が常に脱酸素剤の周囲に存在する こ と によ り、 この樹脂 乃至樹脂組成物が捕捉する水分を、 脱酸素剤の酸化に有 効に利用する こ とができるのである。 [0025] 添付図面第 1 図は各種樹脂に脱酸素剤 (鉄系) を 2 5 重量%配合したものをライナーと して使用した場合にお ける日数の経過と酸素吸収量との関係をブロッ ト したも のである。 第 1 図において Aは前述した特性①及び②を 満足する樹脂 (実施例 1 に記載のもの) に脱酸素剤を配 合したものから成るライナー、 Bは前記特性①のみを満 足する樹脂 (ポリ エチレン) に脱酸素剤を配合したもの から成るライナー、 Cほ前記特性②のみを満足する樹脂 (エチレンビニルアルコール共重合体) に脱酸素剤を配 合したものから成るライナーを示し、 上記特性①と②の 両方を満足する場合にのみ大きい酸素吸収速度が得られ る こ とが明白である。 [0026] と ころで、 水分吸着量の大きい樹脂は一般に熱成形性 に劣り、 脱酸素剤との溶融混練を行う と分子内脱水によ る着色や主鎖切断乃至は架橋による樹脂の劣化を著しく 生じやすい。 [0027] 本発明においては、 ポリ エチレンオキサイ ド変性物や アク リ ル酸ビニルアルコール共重合体等の熱成形性の高 吸水性樹脂を用いるこ と によ り上記欠点も解消されるも のである。 図面の簡単な説明 [0028] 第 1 図は、 本発明の酸素吸収性樹脂組成物において、 その脱酸素剤入り各種ライナーの、 ライナ——枚当りの 酸素吸収能力を縦軸に、 経時日数を横軸にと っ て示した ものである。 [0029] 第 2図は、 該キャ ッ プのライ ナー乃至はパ ッ キングに 適した積層体の一例を示す断面図であり、 [0030] 第 3図及び第 4図は、 容器に適した積層体の一例を示 す断面図である。 [0031] 1 ···脱酸素剤含有樹脂組成物層 [0032] 2 · "内層 [0033] 3 ♦··外層 [0034] 4 ガスバリ ヤー性樹脂層 [0035] 5 *··耐湿性樹脂層 [0036] 6 ···接着剤層 [0037] 7 a〜 7 g ···接着剤層 [0038] 発明の好適態様 [0039] 本発明の酸素吸収性組成物に用いる脱酸素剤と して は、 従来この種の用途に使用されている脱酸素剤はすべ て使用できるが、 一般にほ還元性でしかも実質上水に不 溶なものが好ま しく、 その適当な例と しては、 還元性を 有する金属粉、 例えば還元性鉄、 還元性亜鉛、 還元性錫 粉 ; 金属低位酸化物、 例えば酸化第一鉄、 四三酸化鉄、 更に還元性金属化合物、 例えば炭化鉄、 ケィ素鉄、 鉄力 ルポニル、 水酸化鉄 ; などの 1 種または組合せたものを 主成分と したものが挙げられ、 これらは必要に応じてァ ルカ リ金属、 アルカ リ土類金属の水酸化物、 炭酸塩、 亜 硫酸塩、 チォ硫酸塩、 第三リ ン酸塩、 第二リ ン酸塩、 有 機酸塩、 ハロゲン化物、 更に活性炭、 活性アルミナ、 活 性白土のよ う な助剤と も組合せて使用する こ とができ る。 [0040] また多価フユノールを骨格内に有する高分子化合物、 例えば多価フエノール含有フエノール · アルデヒ ド樹脂 等が挙げられる。 こ れ ら の脱酸素剤は、 一般に平均 1 0 0 m以下、 特に 5 0 m以下の粒径を有するこ と が好ま しい。 [0041] 本発明の酸素吸収性組成物に用いる脱酸素剤と して特 に好適な例と して、 還元性鉄と酸化促進剤とを含有し且 つ鉄に対する銅の含有率が 1 5 0 p p m 以下及び硫黄の含 有量が 5 0 0 p p m 以下である樹脂配合用酸素吸収剤をあ げる こ とができる。 [0042] このよ う な酸素吸収剤に好適に使用される還元性鉄 ほ、 鉄鋼の製造工程で得られる酸化鉄 (例えばミルス ケ一ル) をコークスで還元し、 できた海綿鉄を粉砕後、 水素ガスや分解アンモニアガス中で仕上げ還元を行った り、 酸洗工程で得られる塩化鉄水溶液から鉄を電解析出 させ、 粉砕後、 仕上げ還元をする こ と によ っ て得られ る。 即ち、 鉄鋼の製造工程で製品の表面に生成する鉄銹 等の鉄酸化物は比較的純粋なものであり、 これを酸洗し て得られる塩化鉄もまた純粋なものである。 従来、 酸洗 には硫酸が一般に使用されているが、 硫酸を用いた場合 には還元性鉄中に本発明の基準を越える硫黄分が舍有さ れるので、 このよ う な酸性鉄の使用は不適当である。 ま た、 鉄酸化物の製造にく ず鉄を原料とするこ と も銅成分 の混入があるために避けるべきである。 酸化鉄の還元焼 成は、 一般に 6 0 0乃至 1 2 0 0 1C程度の温度で行う。 [0043] 還元性鉄の粒径 ( メ ジ ア ン径) ほ一般に Q . 1 乃至 1 0 0 μ mの範囲にあるのが望ま しい。 粒径が小さい程 酸素吸収性には優れているが、 粒径が 1 . 0 μ mよ り も小 さく なると、 空気中での混合や混練に際して酸化による 自己発熱を生じるこ とがあるので窒素気流中で処理する 等の注意が必要となる。 粒径が 2 . D m以上では空気中 での取り扱いも可能である。 [0044] 還元性鉄の製造は、 上記酸洗鉄からの還元焼成に限定 されず、 用いる原料の鉄が純粋であれば、 溶融鉄の非酸 化雰囲気中への噴霧や、 純粋な金属鉄の粉砕、 或いは力 ルポニル鉄の水蒸気熱分解によっても製造するこ とがで きる。 [0045] 酸化促進剤と しては、 銅分や硫黄分を含有しない電解 質が使用される。 電解質と しては、 樹脂への配合の容易 さ及び安定性から見て、 無機塩が適しており、 特にアル カ リ 金属、 アルカ リ土類金属の塩化物が最も適してい る。 硝酸塩やリ ン酸塩ほ樹脂の着色を招きやすく 、 好適 ではない。 特に好適な酸化促進剤は、 塩化ナ ト リ ウムと 塩化カルシウム との組合せである。 これら に加えて、 塩 化マ ンガン ( MnCl2)等のマンガン塩を組合せて使用する こ とも、 酸化促進による酸素吸収に有効である。 [0046] 還元性鉄と酸化促進剤とは、 その合計量を 1 0 0 と し て、 99.9 : 0.1 乃至 8 0 : 2 0、 特に 9 8 : 2乃至 9 0 : 1 0 の重量比で使用するのが望ましく、 また、 酸化促 進剤と しては、 塩化ナ ト リ ウムが 0.05乃至 15.0重量%、 塩化カルシ ウムが 0.01乃至 15.0重量%及び塩化マ ンガン が 0.01乃至 5.0 重量%で存在するのがよい。 [0047] この他、 必要に応じて、 活性炭、 活性アルミナ、 活性 白土などの助剤を組合せるこ ともできる。 [0048] 本発明の酸素吸収性組成物に用いる樹脂組成物は、 ①, ②及び③の特性を有するものであれば任意のもので あってよい。 これらの特性に特に優れたものと して、 ポ リエチ レ ンオキサイ ド変性物を挙げるこ と ができ る。 ポ リエチレンオキサイ ド変性物とは、 ポリエチレンォキサ イ ドに無水マレイ ン酸、 アク リ ル酸、 メタク リル酸、 ク 口 ト ン酸、 無水ィタ コ ン酸等のエチ レ ン系不飽和カルボ ン酸乃至ほその無水物をグラフ ト して変性したものであ り、 こ の樹脂は多数のエーテル反復单位及びグラフ 卜さ れたカルボキシ基の存在により高吸水性であり、 しかも 吸水性の主体となるものがエーテル基であるこ とが耐熱 性に優れており熱成形が可能であるという利点を有して いる。 ポリエチレンオキサイ ド変性物に比してやや耐熱 性は劣るが、 アク リ ル酸ビニルアルコール共重合体、 例 えばスミカゲル B SP-510 , SP-520や、 アク リル酸ソ一ダ 重合体、 例えばスミ カゲル R N-100 , NP-1010等も使用で き る。 [0049] 上記高吸水性樹脂は単独で使用できるのはもちろんで あるが、 ォレフ ィ ン樹脂、 例えば低一、 中一、 高一密度 のポ リ エチレン、 ァイ ソタクテ イ クポ リ プロピレン、 ブ ロ ビレン一エチレン共重合体、 ポリ ブテン一 1 、 ェチレ ン ー プロピレン共重合体、 ポ リ ブテン一 1 、 エチレン一 ブテ ン一 1 共重合体、 プロ ピ レ ン ー ブテン一 1 共重合 体、 エチレン一プロピレ ンーブテン一 1 共重合体、 ェチ レ ン一酢酸ビニル共重合体、 イオン架橋ォ レフ ィ ン共重 合体 ( アイオノ マー) 或いはこれらのブレン ド物等のォ レ フ イ ン系樹脂と のブレ ン ド物で使用する こ と もでき る。 熱成形性の点ではォレフ イ ン樹脂とのブレン ド物で 使用するこ とが好ま しい。 ブレン ド比は特に限定されな いが、 一般に高吸水性樹脂とォレフ ィ ン樹脂とを 1 : 9 9乃至 9 9 : 1 、 特に 1 0 : 9 0乃至 9 0 : 1 0 の重量 比で用いるこ とが酸素吸収性、 熱成形性の見地から好ま しい。 [0050] 脱酸素剤は上記樹脂乃至樹脂組成物 1 0 0重量部当り 1 乃至 1 0 0 0重量部、 特に 5乃至 2 0 0重量部の量で 配合するこ とが望ま しい。 脱酸素剤の量が上記範囲よ り も少ないと酸素吸収性能が低下する傾向があり、 上記範 囲よ り も多いと熱成形性等が低下する傾向がある。 [0051] 本発明の酸素吸収性樹脂組成物は、 キャ ッ プ或いは容 器の内面側にこの樹脂組成物の層が直接露出するよ う に 設けてもよく、 或いはォレフ ィ ン樹脂のよう な耐湿性樹 脂の薄い層を介して内面側に位置するよう に設けてもよ い。 後者の場合には耐湿性樹脂層が脱酸素剤と内容物と の直接的な接触を防止するのでフレーパー保持性の点で 特に有利である。 [0052] 第 2図はキヤ ブのライナ一乃至はバッキングに特に 適した積層体の一例を示す。 この積層体は脱酸素剤含有 樹脂組成物から成る中間層 1 と耐湿性樹脂薄層から成る 内層 2 と必要に応じて設けられる外層 3 とから成ってい る。 内層 2の厚みは一般に 1 : 2 0 mの厚みを有して レヽる。 [0053] 内層 2は、 酸素及び水蒸気は透過するが液体、 水分と 脱酸素剤との直接的接触を防止するよう に作用する。 ま た、 必要であれば、 各層間に接着剤層 7 a、 7 bを設け るこ とも出来る。 外層 3 はこのライナー乃至はパ キン グをキャ ップ (図示せず) へのヒートシールを容易にす る機能や、 前もってライナー、 キャ ップを作成した場合 の保護層と しての役目を有する。 この積層体は、 例えば 金属缶の缶端にラ ミネー ト して酸素吸収に用いるこ とも 可能である。 [0054] 容器に適した積層体の構造の一例を示す第 3図は、 酸 素吸収性樹脂組成物 1 とガスバリヤー性樹脂 4 との稂層 によるものであり、 酸素吸収性樹脂組成物 1 中には脱酸 素剤が配合されている。 ガスバリ ヤー性樹脂 4の一方の 面には外部からの吸湿を防ぐために耐湿性樹脂 5が設け られている。 また、 必要に応じて酸素及び水蒸気は透過 するが、 液体水分と第 1 層の直接接触を防ぐ層 2 を設け るこ とも出来る。 [0055] 容器に適した積層体の構造の他の一例を示す第 4図 は、 脱酸素剤が配合された酸素吸収性樹脂組成物 1 と金 属箔 6 との積層によるものであり、 この例においては、 酸素吸収性樹脂組成物と金属箔との接着のために接着剤 層 7を設けている。 更に内外層 2、 3 を必要に応じて設 けても良い。 また、 上記 2、 3図には、 各層間に、 必要 であれば接着剤層 7 c , 7 d , 7 e , 7 f , 7 gを設け るこ とも出来る。 [0056] 実 施 例 [0057] 本発明を次の実施例で説明する。 [0058] 実施例 1 [0059] 2 0 で及び 0 % RHでの酸素透過係数が 4 X 1 0 "10cc- cm/cm2' sec 'cmHg であるポリ オレフ イ ン組成物ペレ ツ 卜 と純水中で吸水倍率が 3 0倍であるポリ エチレ ンォキサ イ ド変性物 (スミ カゲル R — 3 0 ) のポ リ プロピレンマ スターバッ チ (ス ミ カゲル G R C · P P M — 3 ) を 2 : 1 の割合で、 更に平均粒径 4 0 mの鉄系脱酸素剤を樹 脂に対して 2 5重量%の割合でバッチ式高速攪拌翼型混 合機 (ヘンシヱルミキサー) にて混合した。 次いでこの 場合、 物を 5 0 mm径スク リ ューを内蔵する押出機ノス ト ラ ン ドダイノブロワ一冷却撺/ /カ ッ ターで構成されるべ レタイザ一にてペレツ トイ匕した。 上記べレ ツ トを 2 8 mm 径スク リ ユ ーを内蔵する押出機を用いて 3 8 mm径ラィ ナーを成形した (ライナー A ) 。 また対照品と して同様 に 2 0で及び 0 %111での酸素透過係数が3.9 X 1 0 -10 cc'cm/cm2'sec*cmHgのォレフ ィ ン茶組成物に鉄系脱酸素 剤を 2 5重量%になるよう に混合しペレッ ト化したもの 及び 2 0で及び 0 %RHでの酸素透過係数が 4 x 1 0 -14 cc · cm/cm2 · sec · cmHgで且つ 2 0 * 及び 1 0 0 % RHでの水 分吸着量が 4.8 %のヱチレンビュルアルコール共重合体 (エチレン含有量 3 2モル%、 ケン化度 99.6モル% ) に 鉄系脱酸素剤が 2 5重量%になるよう に混合し、 ベレツ 卜化したものを用いて、 それぞれライナーを成形した (ライナー B , C ) 。 [0060] ライナー成形前のベレツ トの 20t 、 純水中、 24hr浸演 での吸水率ほ、 ライナー A用べレッ ト 6.1 %、 B . 0.22 %、 C . 1.6 96であった。 [0061] ガス遮断性のアルミ箔ラ ミ ネー ト袋 (構成 PET/AJ2 /PP)に空気 2 0 0 m£、 水 1 mJi と上記ライナーを入 れ、 密封シールし、 5 0で にて保存した。 一定期間経過 後に内部空気中の酸素濃度をガスク口マ トダラフ装置で 分析した。 ライナー Aが明らかに酸素吸収性に優れてい るこ とが判った。 結果を表 1 に示した。 [0062] 実施例 2 [0063] 2 0で及び 0 %RHでの酸素透過係数が 4 X 1 0 -10cc- cm/cm2 -sec-cmHg であるポリオレフ イ ン組成物に、 純水 中での吸水倍率が 6 0 0倍であるアク リル酸ビュルアル コール共重合体 (スミ カゲル S P — 5 1 0 ) と鉄系脱酸 素剤を実施例 1 の方法でペレ ッ ト化し、 ライナーに成形 した (ライナー D ) 。 実施例 1 の方法で酸素吸収能力を 測定した。 結果を表 1 に示した。 明らかにライナー B , C よ り優れていた。 [0064] 実施例 3 [0065] 実施例 1 のライナー Aに、 厚さ 4 0 mの低密度ポリ エチレ ンフ ィ ルムをラ ミ ネート した積層ライナーを作成 した (ライナー E ) 。 実施例 1 と同様の酸素吸収テス ト を行なった。 表 1 に示した通り、 ラミネー トするこ と に よ っ て酸素吸収性はやや悪化するもののそれでもライ ナー B , C に比較して優れていた。 [0066] 実施例 4 [0067] 2 0 *C及び 0 %.RHでの酸素透過係数が 4 x 1 0 "10cc- cm/cm2' sec' cmHg であるポリオレフ ィ ン組成物と純水中 での吸水倍率が 3 0倍であるポリ エチレンォキサイ ド変 性物 (スミ カゲル R — 3 0 ) のポ リ プロピレンマスター パッ チ (スミカゲル G R C · P P - 3 ) を 2 : 1 の割 合で、 更に平均粒径 1 2 μ mの鉄茶脱酸素剤を樹脂に対 して 2 5 %になるよう に実施例 1 の方法でペレツ トイ匕し た。 6 5 mm径スク リ ユ ー及び Tダイを有する押出機を用 い、 このべレツ 卜から作られた脱酸素剤を含有したォレ フ ィ ン樹脂フ ィ ルム ( O F ) をアルミニウム箔上で押出 しコー ト した。 アンカー剤と しては、 チタネー ト系アン カー剤を用いた。 更に層構成と して最終的に外側よ り PET 1 2 μ. / Sl 9 μ m / OF 5 0 n m / PP 2 0 mの ラミネート材を作った。 アルミニウム箔とポリ プロビレ ンフ ィ ルムラ ミネート材よ り作られた内容稹 8 5 cm3 の カ ツ ブ状容器に水 6 5 mJ2 を入れ、 こ のもののヒー 卜 シール性蓋材と して前述のラミネート材を用いて、 密封 した。 1 2 0 ;、 3 0分間の熱殺菌を行ない、 その直後 の容器内酸素濃度を測定した。 ヘッ ドスペース中の酸素 濃度は 5 %になり明らかな効果が見られた。 対照品と し て通常のアルミ P Pのシ一ル材を用いた場合ほ酸素濃 度ほ全く変化なかつた。 表 [0068] 0 2 吸収 S (mj¾ ライナ一) [0069] 1 曰 2曰 5曰 ライナー A 2.0 3.1 5.2 [0070] n B 0.3 0.6 1.9 [0071] ]] C 0.1 0.2 1.0 [0072] }j D 2.4 3.6 5.8 n E 1.4 2.1 3.7
权利要求:
Claims 特 言午 言青 求 の 範 囲 (1) 2 0で及び 0 %RHでの酸素透過係数が 10-12cc'cm/ cm2 'sec*cniHsよ り も大き く且つ 2 0で純水中での水分 吸着量が 1 %以上である熱成形性の樹脂乃至樹脂組成 物中に脱酸素剤を配合して成るこ とを特徴とする酸素 吸収性樹脂組成物。 (2) 熱成形性の樹脂がポ リ エチ レ ンオキサイ ド変性物或 いはァク リル酸ビュルアルコール共重合体である請求 項 1記載の樹脂組成物。 (3) 熱成形性の樹脂組成物がポ リ エチ レ ンオキサイ ド変 性物或いはァク リ ル酸ビニルアルコール共重合体とォ レフ ィ ン樹脂とのプレン ド物である請求項 1 記載の樹 脂組成物。 (4) 還元性鉄と酸.化促進剤とを含有し且つ鉄に対する銅 の含有量が 1 5 0 ppm 以下及び硫黄の含有量が 5 0 0 ppm 以下であるこ とを特徴とする樹脂配合用酸素吸収 剤。 (5) 脱酸素剤が還元性鉄と酸化促進剤とを含有し且つ鉄 に対する銅の含有量が 1 5 0 ppm 以下及び硫黄の舍有 量が 5 0 0 ppm 以下である請求項(1) 乃至(3) 記載の 樹脂組成物。 (6) 請求項(1) 乃至(3) 及び(5) 記載の樹脂組成物から 成るライナー乃至はパッキングを備えたキヤ 、ジ ブ。 (7) 請求項(1) 乃至(3) 及び(5) 記載の樹脂組成物から 成る層を備えた包装容器。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP1127829A|JPH0733475B2|1989-05-23|1989-05-23|熱成形可能な酸素吸収性樹脂組成物| JP1/127829||1989-05-23||EP90907399A| EP0428736B1|1989-05-23|1990-04-27|Oxygen-absorbent resin composition and laminate having layer of said composition| DE69033980T| DE69033980T2|1989-05-23|1990-04-27|Sauerstoffabsorbierende harzzusammensetzung und laminat mit solcher schicht| 相关专利
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